行政書士 ツヅラヌキ事務所

行政書士ツヅラヌキ事務所は相続、遺言書作成、横浜市、旭区の専門家です

せっかく作った遺言も法律的に無効になってしまっては、自分が財産を残したい人に財産を残せなくなることもあります。まずは、専門家への相談をお勧めします。
遺言書は法律上の遺言としての効力を生じるためには、法律(民法960条)で定められた方式に従って作成しなければいけません。

遺言書の種類

自筆証書遺言

全ての文章や日付等を、自分の手で書く方法です。

メリット
  • 費用がかからないこと
  • 紙と筆記用具だけで作成できること
  • 秘密が保てること
  
デメリット
  • 遺言書を紛失したり、発見されないことがある
  • 第三者に偽造・変造等をされる恐れがある
  • 書き方次第では法的に無効になる恐れがある
   
公正証書遺言

遺言者が証人2人の立会いのもと、口述した内容を公証人が筆記し、遺言者と証人が承認した上で、全員が署名・押印して作成します。

メリット
  • 遺言書が無効になることがない
  • 遺言書を紛失することがない
  • 遺産分割協議が不要
  
デメリット
  • 費用と時間が掛かる(公証人手数料)
  • 内容を公証人と2人の証人(計3人の他人)に知られる
   
秘密証書遺言

遺言者の生存中はその中味を誰からも知られることのないよう秘密にし、その存在を明確にしておくための遺言方式です。
遺言書に本人の署名と押印をして封書し、公証人へ提出します。

メリット
  • 秘密が保てること
  • 遺言書の偽造・変造がされない
  
デメリット
  • 遺言書が発見されないことがある
  • 遺言したこと自体は公証人と2人の証人(計3人の他人)に知られる
  • 家庭裁判所の検認が必要
   

遺言書の保管

自筆証書遺言

封筒に入れるかどうかについて、法律では決まってはいません。
遺言書の保管についてですが、ご本人が、箪笥や仏壇の引き出し等に保管しておくことも考えられますが、この場合、相続人が遺言書に気付かない可能性があります。 それを防ぐためには、遺言執行者や弁護士、司法書士等の専門家、銀行や信託銀行に預けるのがお勧めの方法です。

公正証書遺言

原本を公証役場で保管してくれますし、また保管期間も20年と定められており、 さらには、遺言者が100歳になるまでは保管してくれますので安心です。

遺言の取り消し

遺言者が遺言書を作成後、時が経つのや心境の変化などにより、遺言の取り消しをしたいと思った場合には、 民法により「遺言者はいつでも遺言の方式に従って、その全部又は一部を取消すことができる」と定められています。
よって、遺言者は誰の同意もなく、いつでも自由に遺言書の内容を変更したり取り消したりすることができます。
遺言の全部を取り消す場合

自筆証書遺言・秘密証書遺言の場合は、自ら遺言書を破ったり、消却することで遺言の全部を取り消すことができます。
公正証書遺言の場合には、原本が公証人役場に保管されていますので、手元の正本や謄本を破棄しても、遺言を撤回したことにはなりません。

遺言の一部を訂正、取消す場合

遺言書に訂正文と署名、捺印が必要です。
訂正の場合は、訂正する個所を二本線で消し、その横に訂正後の文言を記入します。 さらに訂正個所に印鑑を押し、欄外に「~行目、~字削除、~字加入」と記載し、署名します。 間違えてしまうと無効になってしまいますので、初めから書き直す方が無難かも知れません。

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